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宿泊業における省力化・DX支援事業費補助金とは?3次募集は10月30日締切

宿泊業における省力化・DX支援事業費補助金とは?3次募集は10月30日締切

制度概要

募集中
対象地域
鹿児島県
主な対象者
鹿児島県内に本店又は主たる事務所を有し、旅館業法第3条第1項に基づく営業許可を受けて県内で宿泊事業を営む宿泊事業者(住宅宿泊事業法に規定する住宅宿泊事業を営む者を除く)で、デジタル化・省力化等を通じた生産性向上に資する取組を行う事業者

対象となる可能性がある事業者の例です。詳細な要件は本文および公式ページでご確認ください。

補助率
3分の2以内
上限額
500万円
申請期限
2026年10月30日まで

公開日 2026-09-26 / 最終更新日 2026-09-26 / 情報確認日 2026-09-26 / 公式ページを見る

この補助金の結論

福田(聞き手)
白石さん、鹿児島県に宿泊業向けのDX支援の補助金があると聞きました。どんな制度ですか。
白石みなと(補助金活用アドバイザー)
「令和8年度宿泊業における省力化・DX支援事業費補助金」です。実施は鹿児島県で、事務局名は「宿泊業における人材確保育成支援事業事務局」となっています。補助率は対象経費の3分の2以内、上限は500万円です。まず全体像を表にします。
項目 内容
制度名 令和8年度宿泊業における省力化・DX支援事業費補助金
実施機関 鹿児島県(宿泊業における人材確保育成支援事業事務局。令和9年4月1日以降は鹿児島県PR観光課)
補助率 対象経費の3分の2以内
上限額 500万円(1申請あたり)
対象地域 鹿児島県
対象業種 宿泊業(旅館業法に基づく営業許可を受けた宿泊事業者)
受付期間 3次募集:2026年9月7日〜2026年10月30日
福田
「省力化・DX支援」ということは、システム導入のような取組が対象になるんですね。
白石みなと
はい。募集要領には「物価高騰・人手不足等の厳しい経営環境にある県内宿泊事業者によるデジタル化・省力化等を通じた生産性向上を図るため、これに要する経費を支援する」と目的が明記されています。財源についても「本事業は、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用している」とあり、国の交付金を原資にした県の事業という位置づけです。

対象になる事業者

福田
対象になる事業者の要件を教えてください。
白石みなと
募集要領にはこうあります。「鹿児島県内に本店又は主たる事務所を有する事業者で、旅館業法(昭和23年法律第138号)第3条第1項の規定に基づく営業許可を受け、県内において宿泊事業を営む者(宿泊事業者)」。旅館業法に基づく営業許可を受けていることが条件で、県内に本店または主たる事務所があることもあわせて必要です。
福田
民泊も対象になりますか。
白石みなと
そこは明記があります。「住宅宿泊事業法(平成29年法律第65号)第3条第1項に規定する住宅宿泊事業を営む者を除く」とされています。いわゆる民泊(住宅宿泊事業)は対象外で、旅館業法の許可を受けた宿泊事業者に限られます。
福田
取り組む内容にも条件があるのですか。
白石みなと
あります。「補助事業が、デジタル化・省力化等を通じた生産性向上に資する取組であることを要件とする」と明記されています。単に機器を購入するだけでなく、デジタル化・省力化による生産性向上につながる取組であることが条件です。
福田
機関名に「令和9年4月1日以降は鹿児島県PR観光課」という注記がありますが、これはどういう意味ですか。
白石みなと
この注記は、現在の事務局(宿泊業における人材確保育成支援事業事務局)が令和9年4月1日以降、鹿児島県PR観光課に引き継がれることを示しています。年度をまたいで問い合わせる場合は、時期によって窓口の名称が変わる可能性がある、という点は覚えておくとよいと思います。

補助率と上限額

福田
補助率と上限額を改めて確認させてください。
白石みなと
「■補助率・上限額(詳細)」として募集要領に明確に書かれています。
項目 内容
補助率 3分の2以内
補助上限額 500万円(1申請あたり)
白石みなと
補助率3分の2以内・上限500万円は、1申請あたりの金額です。対象経費に補助率を掛けた額と上限額500万円のいずれか低いほうが、実際の交付額の目安になります。

補助対象となる経費

福田
対象になる経費を具体的に教えてください。
白石みなと
6つの区分が挙げられています。表にします。
経費区分 内容
機械装置等購入費 機械装置・工具・器具等の購入、試作、改良、据付、借用又は修繕に要する経費。ソフトウェア、システム(PMS含む)等の購入・構築、保守、借用又は修繕に要する経費
クラウドサービス利用料 クラウドサービス利用に関する経費
専門家の招へい経費 専門家の技術指導や助言が必要な場合に、専門家に依頼したコンサルティング業務や旅費等に要する経費
研修費 事業遂行のために必要な教育訓練や講座受講等のための負担金、検定料、コンペ参加費、旅費等に要する経費
運搬費 運搬料、宅配、郵送料等に要する経費
その他 事務局が県と協議の上、特に必要と認める経費
福田
ソフトウェアやシステムなら何でも対象になるのですか。
白石みなと
そこには条件があります。「パソコン等の機器やソフトウェアは専ら業務効率化のために使用するものに限り、汎用的なものは対象外とする」と明記されています。業務効率化に直結する機器・ソフトウェアであることが条件で、汎用的に使えるものは対象になりません。
福田
月額料金のシステムを導入する場合、費用はどこまで見てもらえますか。
白石みなと
「月額・年額で使用料金が定められている形態の製品(システムのサブスクリプション販売形式等)及びその保守は、最大2年分の費用を補助対象とする」とされています。クラウドサービス利用料についても同じ条件です。サブスク型・クラウド型のシステムは、最大2年分までが対象経費に入ります。
福田
実際にどんな機器やシステムが対象になるのか、イメージが湧きません。
白石みなと
募集要領別紙に「導入事例」として、業務ごとの具体例が挙げられています。表にします。
業務 具体例
フロント業務 自動チェックイン機、スマートロック・カードロック、施設内情報表示システム、翻訳・通訳システム、POSレジ、電子宿帳システム、キャッシュレス決済端末
予約・デスク業務 PMS(ホテル管理システム)、宿泊予約システム、サイトコントローラー、チャットボット、SMS送信サービス、レベニューマネジメント、会計ソフト
清掃業務 清掃ロボット、清掃管理システム
バックサポート業務 インカム・無線通信機、監視カメラ、労務管理システム、在庫管理システム
食事の準備・配膳業務 オーダーシステム、配膳ロボット等
白石みなと
チャットボットや翻訳・通訳システムのように、AIを使った接客支援ツールも例示に含まれています。あくまで「例」であり、この一覧に無いものが一律で対象外になるわけではありませんが、事業内容を検討する際の目安になります。

申請期限とスケジュール

福田
募集は今回が初めてではないのですか。
白石みなと
3回目です。募集要領には3回分の募集期間が明記されています。表にします。
回次 募集期間 状態
1次募集 令和8年5月18日(月)〜令和8年6月19日(金) 終了
2次募集 令和8年7月6日(月)〜令和8年8月7日(金) 終了
3次募集 2026年9月7日(月)〜2026年10月30日(金) 受付中
白石みなと
1次・2次募集はすでに終了していて、いま申請できるのは3次募集です。受付は2026年10月30日(金)までです。「Web申請は期間最終日23時59分到着まで有効、郵便申請は期間最終日の消印まで有効」とされています。
福田
3次募集にも予算の上限はあるのでしょうか。
白石みなと
募集要領(案内)には3次募集の予算上限についての記載がなく、予算に達し次第締め切るといった先着順の記載も見当たりません。確認できるのは募集期間そのものだけです。予算状況が気になる場合は、事務局へ直接確認することをおすすめします。

対象外になりやすいケース

福田
対象外になる経費も教えてください。
白石みなと
かなり細かく列挙されています。表にします。
対象外になる経費
事務所等に係る家賃・保証金・敷金等
フランチャイズ加盟料
電話代・インターネット代等の通信費
金券購入費
原材料費・消耗品費・新聞購読料
団体会費
収入印紙・公租公課
自社の人件費
振込手数料・代引き手数料・保険料
他団体からの補助又は委託を受けている事業に要する経費
用地・建物等の不動産の取得に要する経費
飲食代
工事費
汎用性があり目的外使用になり得るもの(事務用パソコン、プリンタ、文書作成ソフト、タブレット端末、スマートフォン及びデジタル複合機、サーバー、家具什器等)
使途の定まっていない活動に対する経費等
福田
「汎用性があり目的外使用になり得るもの」に、事務用パソコンやタブレット端末が入っているのが気になります。DX支援なのにパソコンが対象外なんですか。
白石みなと
そこは誤解しやすいところです。先ほどご説明したとおり、パソコン等の機器やソフトウェアは「専ら業務効率化のために使用するものに限り」対象になります。ここで対象外とされているのは、事務用パソコン・プリンタ・文書作成ソフト・タブレット端末・スマートフォン・デジタル複合機・サーバー・家具什器等、汎用的に使えてしまう機器です。PMSやチャットボットのように業務目的が明確なシステムは対象、事務用として何にでも使える機器は対象外、という線引きだと読めます。
福田
他にも申請時に気をつけることはありますか。
白石みなと
「その他」の欄に2点書かれています。「同一区分へは1事業者1件の想定」であること、そして「重複する内容で国・自治体の他の事業を利用しての補助は受けられない」ことです。すでに他の補助金でDX投資の助成を受けている部分と重複する内容では、この補助金は使えません。

よくある質問

福田
先ほど「他の区分への申請」というお話がありましたが、詳しく教えてください。
白石みなと
「その他」の欄に「同一区分へは1事業者1件の想定だが、要件を満たす場合は宿泊業における人材確保・人材育成に関する支援区分への申請も可能」と明記されています。同じ鹿児島県(宿泊業における人材確保育成支援事業事務局)が運営する、人材確保・人材育成を対象にした別の支援区分があり、要件を満たせばこの省力化・DX支援事業費補助金とあわせて申請できる可能性があります。ただし「重複する内容で国・自治体の他の事業を利用しての補助は受けられない」とも明記されており、同じ経費で二重に補助を受けることはできません。
福田
オンラインで申請できますか。
白石みなと
募集要領には申請方法の詳細(オンラインか郵送か)についての記載がなく、分かっているのは、3次募集について「Web申請は期間最終日23時59分到着まで有効、郵便申請は期間最終日の消印まで有効」という記載で、Webでも郵便でも申請できる仕組みがあることは読み取れますが、具体的な操作手順は公式サイトで確認する必要があります。
福田
最後に、分かることと分からないことを整理してもらえますか。
白石みなと
整理します。
確認できること 公式サイトで別途確認が必要なこと
対象者の要件、対象経費・対象外経費の区分 3次募集の予算上限、先着順かどうか
補助率3分の2以内・上限500万円 審査基準・採択プロセスの詳細
3回分の募集期間、Web申請と郵便申請の締切の違い 具体的な申請手順・問い合わせ先の電話番号

公式情報・問い合わせ先

福田
問い合わせ先を教えてください。
白石みなと
募集要領(ポータルサイト)には電話番号やメールアドレス等の連絡先が記載されておらず、確認できるのは、鹿児島県のこの制度の専用ポータルサイトのURLだけです。

https://shukuhakugyou-jinzai.pref.kagoshima.jp/

問い合わせを希望される場合は、このポータルサイトに掲載されている窓口情報をご確認ください。令和9年4月1日以降は、窓口の名称が鹿児島県PR観光課に変わる可能性がある点も、あわせて覚えておくとよいと思います。

福田
ありがとうございました。
白石みなと
本記事は鹿児島県の掲載ページに記載されている内容をもとにしています。制度の内容・締切・予算の状況は変更されることがありますので、申請前には必ず最新の情報を鹿児島県の担当窓口にご確認ください。

なお、対象になり得るかどうかは事業内容によって個別の判断になりますので、「対象です」と断定はできません。また、補助金の申請書の作成代行・提出代行は行っておりません。制度情報の提供と、必要に応じた専門家のご紹介までとさせていただきます。

あなたの会社に合う補助金を探してみませんか

白石みなと
同じ鹿児島県(宿泊業における人材確保育成支援事業事務局)が運営する、人材確保・人材育成のための関連区分をまずご紹介します。あわせて、鹿児島市限定のIT導入支援と、全国どこでも申請できるデジタル化・AI導入の補助金も紹介します。鹿児島市限定の事業と全国制度は、対象地域や対象経費の条件がこの制度と異なるため、対象外になり得ます。併用の可否は各制度の実施機関にご確認ください。
制度名 実施機関 上限額 リンク
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