両立支援等助成金の6コース、どれが自社で使えるか
公開日 2026-09-11

「うちは中小企業ではない」で諦める前に
| 業種 | 資本金または出資の総額 | 中小企業事業主(労働者数) | 特定事業主(労働者数) |
|---|---|---|---|
| 小売業(飲食店を含む) | 5,000万円以下 | 50人以下 | 300人以下 |
| サービス業 | 5,000万円以下 | 100人以下 | 300人以下 |
| 卸売業 | 1億円以下 | 100人以下 | 300人以下 |
| その他の業種 | 3億円以下 | 300人以下 | 300人以下 |
コースごとの「対象になる事業主」
| コース | 対象になる事業主 |
|---|---|
| 出生時両立支援コース [1]男性労働者の育児休業取得 | 中小企業事業主 |
| 出生時両立支援コース [2]育児休業取得率の上昇等 | 特定事業主 |
| 介護離職防止支援コース | 中小企業事業主のみ |
| 育児休業等支援コース | 中小企業事業主のみ |
| 育休中等業務代替支援コース [1][2]手当支給等 | すべての事業主 |
| 育休中等業務代替支援コース [3]新規雇用 | 特定事業主 |
| 柔軟な働き方選択制度等支援コース | 中小企業事業主のみ |
| 不妊治療及び女性の健康課題対応両立支援コース | 中小企業事業主のみ |
6コースを金額でくらべる
| コース | 何をしたら出るか | 最大額 |
|---|---|---|
| 育休中等業務代替支援コース | 育休・短時間勤務の人の業務を代替した | 246万円 |
| 不妊治療及び女性の健康課題対応両立支援コース | 不妊治療・月経・更年期の制度を導入し使わせた | 90万円 |
| 介護離職防止支援コース | 介護休業の取得・復帰を支援した | 80万円 |
| 出生時両立支援コース | 男性の育休取得、取得率の上昇 | 77万円 |
| 柔軟な働き方選択制度等支援コース | 柔軟な働き方の制度を3つ以上入れて使わせた | 67万円 |
| 育児休業等支援コース | 育休の取得と職場復帰を支援した | 62万円 |
同じ育児休業で、併給できない組み合わせがあります
同一労働者の同一の育児休業について、出生時両立支援コース(男性労働者の育児休業取得)と、育児休業等支援コース(育休取得時・職場復帰時)は併給できません。
申請の起点は、コースごとに違います
| コース | 申請できるようになる時点 |
|---|---|
| 介護離職防止支援コース 介護休業 | 職場復帰後、継続雇用3か月を経てから |
| 介護離職防止支援コース 介護両立支援制度 | 制度利用後、継続雇用1か月を経てから |
| 育児休業等支援コース 育休取得時 | 育児休業を3か月以上取得した時点 |
| 育児休業等支援コース 職場復帰時 | 職場復帰後、継続雇用6か月を経てから |
| 柔軟な働き方選択制度等支援コース | 制度の利用開始から6か月間の利用実績が出てから |
| 不妊治療及び女性の健康課題対応両立支援コース | 制度利用が合計5日(回)を経過する日の翌日から2か月以内 |
事業所内保育施設コースは、もう申請できません
申請先は、本社のある県の労働局です
どれから見ればよいか
1つめ。自社が中小企業事業主か、特定事業主か、どちらでもないかを確かめる。資本金または労働者数のどちらかで判定します。どちらでもない場合、候補は育休中等業務代替支援コースの手当支給等だけになります。
2つめ。いま社内で起きていることに当てはめる。育児休業を取る人がいるのか、介護に直面している人がいるのか、制度をこれから作るのか。起きていないことに助成金は出ません。
3つめ。申請できるようになる時点を先に確認する。上の表のとおり、多くのコースは復帰や利用実績を待ちます。待つ期間を知らないまま動くと、書類をそろえる時期を外します。
掲載内容についての注意
このページの金額・要件は、厚生労働省の両立支援等助成金 支給申請の手引き(2026〈令和8〉年度版)から取り込んだ値です。制度は改正されることがあります。申請の前には必ず最新の支給要領・手引きと、管轄の都道府県労働局の案内をご確認ください。
各コースの制度データそのもの(金額・要件・出典の原文)は、次の制度ページでも確認できます。出生時両立支援コース/介護離職防止支援コース/育児休業等支援コース/育休中等業務代替支援コース/柔軟な働き方選択制度等支援コース/不妊治療及び女性の健康課題対応両立支援コース。両立支援等助成金の制度一覧からも探せます。
なお当社は社会保険労務士事務所ではありません。申請書の作成・提出の代行は行っておらず、このページは情報提供を目的としたものです。